なぜ尾崎豊の歌は心を揺さぶれるのか？

なぜ？

https://www.youtube.com/watch?v=VLeFVz-uxTU

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>>95
赤子の頃は、"おしゃぶり"が好きだった。
だが、50近くになっておしゃぶりを自分で使おうとは思わない。

そして、おしゃぶりを使っていた赤子の頃を恥じる事も無い。
そもそも、恥じる理由が分からない。

その点で言えば、尾崎は10代の"おしゃぶり"だったのだろう。
80年代の当時、俺は尾崎の曲が好きだった。
そして今は聴かない。
CDラックに鎮座し、ただそこにある存在。若き日の思い出であり、心の中で嘗ては流れていたBGM。
それ以上でも以下でも無い。

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(追伸)
スレッドのタイトルに沿って言えば、好景気に沸いていた1980年代初頭に10代だった若者達、俺も含めた彼らが聞いていたからこその「心を揺さぶる歌」だったのだろう、とも思う。

1940年代に10代を迎えていた世代から見れば「ゆとり世代」の歌にしか過ぎなかっただろう。
(焼け野原で進駐軍の靴を履き、屑鉄を集め、闇市で粥を啜っていた父親からすれば、尾崎の歌詞は薄っぺらみえたそうだ。)
2010年代に10代を迎えていた世代から見れば「大昔の」歌にしか過ぎなかっただろう。
(尾崎よりAKB48やネットの歌手のほうが「今の僕達を知っていて」余程心に響く、と学生さんから聞いた。)

あの時代に、10代と言う年齢で、あの歌声を、あの歌詞を聴けたからこその「心を揺さぶる歌」だったのではないかな、と思う。

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