Mr. KeyとMr. Takeshiを、凄腕の生楽器演奏家でもある伝説のプロデューサーMagに紹介した。
彼がこのロックソングで使うタイ・ハープとタイ・フルートのアレンジを担当するプロデューサーになり、彼自身がStudio28にてレコーディング。
当日にはMr. KEYとMr.Takeshiがレコーディングの指揮を取るために日本から来てくれた。
その頃、私は何故ワールドクラスのアーティストであるBABYMETALがPapayaサラダについての曲を作り、無名のタイ人ラッパーを曲で使いたいと思ったのか自問自答していた。
彼女たちのようなインターナショナルレベルのバンドなら、あらゆる有名ラッパーを選べるのだから。
極最近、ある予期せぬ事件が起きるまで、その答えは明らかにならなかった。
横浜アリーナで初披露と同時に私を紹介し、同日に発売する予定だった曲がリークされたのだ。
BABYMETALというバンドは過去どんなフューチャリングゲストも迎えた事がない。ファン達は私の名に疑念を抱いた。
多くがBABYMETALには釣り合わないと言い、Twitter上の私に関するヘイトスピーチが止む事はなかった。
その時からワールドクラスバンドに自分は釣り合わないと思い込みはじめたんだ…
タイに限ったとしても自分よりインターナショナルレベルに釣り合うラッパーはたくさんいる。
私がこの反意に逆らうことは、タイラッパー達にとっての恥になってしまう事を恐れていた。
横浜の3日前、自分は身を引きラップパートをカットしてもらうように伝える考えでいた。
親友のStampにこの気持をメールで伝える。
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